im-plants

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2010. 11
2010. 11

植物の種子・葉・花をモチーフとしたプロペラ状の羽によって空気の動きをとらえて視覚化します。有機的な形状に木を曲げ・削って作り出した作品は、植物が成長してゆく躍動感や生命力を表すとともに、人や動物の姿とそれに伴う物語をイメージさせます。
観る人それぞれが「自然への意識」と「物語」とを重ね合わせることで、共に生きてゆく未来を思い描いて頂ければと思います。

Wood, Magnet and Iron

蝶のゆくへ

蝶のゆくへ蝶のゆくへ

京都・嵐山花灯路はライトアップによる「灯り」といけばなによる「花」が大きな要素の100万人規模のイベントです。今回はその来訪者に焦点を当てた制作を行います。
計画としては、大覚寺・大沢池での野外展示と来訪者に参加してもらうという2つの要素で作品を展開します。
「灯り」「花」「人の動き」といった要素から、花灯路のイベントエリアを「灯り」「花」、それらを巡る来訪者の動きを「蝶が花々を巡る姿」と捉えました。

大覚寺では数多くの蝶を大沢池内に設置し、水上に舞う姿をイメージする。光を受け輝く蝶による水上の「花」。
また、来訪者には「蝶」形状の反射シールを配布し服に貼って頂くことで、「巡る蝶」となり、他のエリアにイベント告知という「花粉」を運んでもらいます。
大覚寺を中心として蝶が飛び立ち、新たな蝶の訪れを呼ぶというサイクルが生まれることをコンセプトとして制作しました。

im-plants

2007. 06 2007 京展・京都市美術館

「植えつける 」を意味する implant 。
「植物」を意味する plant 。他にも「工場」や「建設する」といった意味を持ちます。
そこに意味を反転させる in/im を付けました。

自然を意識させること。
環境に対する関心が言われる中、それがどこまで実感となっているのだろう。
自分の行動と自然がどれほど繋がっているだろう。
人工物に囲まれた空間で、快適に暮らす。
その人工の空間で、人工の風によって動く造形物。
それによって自然を感じることが出来たなら、
日常の空間にも風が吹き、人としても自然を意識することに安らぎを覚える。
そう気がついたなら、身近な自然をもっと、もっと意識するようになれる。
そうあって欲しい。

Wood and Stainless steel
3000x2000x2100 (mm) x 7 Units

05 June – 21 June 2007 “2007 京展”
京展賞 受賞 (京都市美術館)